甘辛園

ベランダの小さな自己流菜園。ノットバルコニー イエスベランダ

うちの小さな田んぼと田植え

バケツ稲をやっています。

 

事の起こりは確か

去年のお正月用に買った花束だったか、に

花と一緒に稲穂が束ねられていて、

この稲撒いたら、稲ができるのかなあ…と思ったことからでした。

品種や生産地がわからず…

食べられる品種なのかもわからないし

観賞用で、食料としての扱いではないから

食べるのはやめとこう、と

まずは育てられるかやってみよう、と始めたバケツ稲。

ネットの情報をあちこち囓りながら奮闘しました。(害虫とは格闘しました)

結果を言うと無事に数だけは三本の稲穂が実ったので、今年は食べられる稲を!とスタートさせました。

 

冷蔵していたあきたこまちの玄米。

水に浮くやつは身が入ってないかなと除けて、下に沈むやつを選び

それをひたひたの水に浸けておくと(水は毎日お取り換え)

(4月3日)

 

芽や根が出てきたので

(4月5日)

 

(4月7日)

 

その米粒を土に撒きました

(4月7日)

 

苗出て少し経った頃

早くも脱落する(枯れる)者がちらほら

 

そんなこんなでどうにか4本育った苗。

(5月27日)

 

(本数が減ったのは途中で淘汰されたということで…一本ずつ細かく分けて植えた方が良かったかもしれないと思ったけれど、稲に与えてあげられる部屋はバケツの広さだけなので、本数的にはこのくらいが限度かな、と)

一本だけドデカイのがいますね。

同じ容れ物の他の稲を全員やっつけて主として君臨、って感じです。

 

植えるバケツの土は去年の稲穂収穫後にそのまま放っておいたので(園長力尽きた)、カチカチの稲屑ワラワラでした。

まずは植える前の数日間、薄く広げて太陽光に晒して殺菌。

風に土を飛ばさずに日光を当てるため、安く買った古い布団圧縮袋を使いました。

風のない日に行うか、もう少し待とうかと考えたのですが、苗の育ち具合からもう植えた方がと思ってこの方法を取りました。

 

数日後、稲屑を取り除き土を解してサラサラにするために、100円の店でプラスチックのザルを買い、

後は土をザルに入れてゴリゴリと濾していき…ゴホッ!濾して…ゴホゴホッ!

てな具合にマスクをしていても土埃がたまらんでした。

ので、後半はもう適当でいいやーとなり、リサイクルの土は半分も残りませんでした。でも頑張ったよ?

少な!

 

買っておいた土を足して水をダバダバ…ヒタヒタになるまで入れれば、準備完了!

さあ、いよいよ田植え!

… … …

その田植えは

僅か1,2分程度で終わってしまいました。

(5月27日)

はぁ~…終了~!

一本遠慮がちな子がいて心配だけど。

 

日曜夜の某テレビ番組のようにはいかないなーと思いつつも

こうやって米農家さんの米作りの一部でも体験できるのは

米が主食の国日本に住んでいて

まさに米を主食にしている身なので

とても貴重だな、大事だな、と思います。

 

昨日のNae4(ナエフォー)